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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
マイ・フェア・レディ  1964年(アメリカ) ★★★★★   マディソン郡の橋  1995年(アメリカ) ★★★★ 
主演:オードリー・ヘップバーン レックス・ハリソン
第37回アカデミー賞作品賞/主演男優賞/監督賞など8部門受賞作品
主演:クリント・イーストウッド, メリル・ストリープ
あらすじ あらすじ

イライザ(オードリー・ヘップバーン)は花売り娘だ。うすら寒い三月の風の中で声をはりあげて売り歩く。ある夜、ヒギンス博士(レックス・ハリソン)に言葉の訛りを指摘されてから、大きく人生が変った。博士の家に住み込むことになったのだ。だが、今までの色々の苦労よりももっと苦しい難行を強いられた。何度も同じ言葉を録音するのだ。博士の家に同居するピカリング大佐は親切で優しい。ある日、イライザの父親ドゥリットル(スタンレー・ハロウェイ)が娘を誘惑されたと勘違いして怒鳴り込んだが、貴婦人になる修業をしていると聞いて喜んだ。それから4カ月。イライザは美しい貴婦人として社交界へデビューした。アスコット競馬場。イライザの美しさは群を抜き、名うてのプレイボーイ、フレディでさえが彼女につきまといはじめた。陰で彼女を見守る博士とピカリングは気が気ではなかった。彼女の正体がばれたら、貴族侮辱罪で社交界から追放されるだろう。彼女は誰にも気づかれずうまくやっていた。ところが各馬がゴール寸前になって興奮のあまり、つい地金を出してしまった。だが、それもご愛嬌ですんだ。つづく大使館のパーティでは完全なレディになっていた。成功だ。その夜、イライザは博士とピカリングの話を立ち聞きして驚き、怒った。自分は博士の実験台にすぎなかったのだ。思わず邸を飛び出した。博士は、イライザの不在に淋しさを感じ、彼女を愛する心を意識した。録音器の訛りの多い声を静かに聞きながら心を痛めていた。ふと、その録音器が止まった。イライザが涙を浮かべて立っていたのだ。博士はとんで行って抱き締めたい気持ちをこらえながら言った。「イライザ。ぼくのスリッパはどこ?」
出典:goo映画
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89年冬。アイオワ州マディソン郡。フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)の葬儀を出すために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)は、母の遺書に「死んだら火葬にしてほしい」とあるのに当惑する。2人は彼らに当てた母の手紙と日記を読み始める……。65年秋。フランチェスカは結婚15年目で単調な生活を送っていた。夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と2人の子供がイリノイ州の農産物品評会に出掛け、彼女は4日間、一人で家にいることになった。新鮮で開放的な気分になった彼女の前に、プロ・カメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が現れ、道を尋ねた。彼は、珍しい屋根付きのローズマン橋の写真を撮りに来ていた。フランチェスカは彼の魅力に引かれ、その晩、夕食に誘う。彼が宿に帰った後、「明日の晩、もう一度いかが?」とのメモを、明朝の撮影で彼が訪れる橋の上に残した。翌日、2人はホリウェル橋の上で落ち合った。二人は次第に打ち解け合い、キンケイドは新しいドレスを着た彼女の手をとり、ダンスを踊った。自然の成り行きで一晩中愛し合った2人は、次の日、郊外でピクニックを楽しんだ。残り時間がわずかなことに気づき始めた彼らは、その夜、親密に抱き合った。最後の朝はぎごちなさと不安の中で迎えた。フランチェスカは「これはお遊びなの?」となじるが、彼は「一緒に来てくれ」と言う。悩み苦しんだ末に、荷物をまとめた彼女だったが、家族のことを思うその顔を見て、キンケイドは去った。夫と子供たちが帰ると、元の日常が戻った。数日後、夫と買い物に街に出掛けた彼女は、降りしきる雨の中、立ち尽くすキンケイドの姿を見た。車から出ようとドアのノブに手をかける彼女だが、どうしてもできない。そして、彼とはそれきりだった。79年、夫リチャードが死去。彼の死後、フランチェスカはキンケイドに連絡をとろうとしたが果たせず、やがて彼の弁護士が彼の死を報せ、遺品が届いた……。手記を読みおえたキャロリンとマイケルは、母の秘めた恋に打たれ、2人は母の遺灰を彼女が愛したキンケイドと同じように、あの橋から撒いた。




真夜中のカウボーイ  1969年(アメリカ) ★★★★  マザー・テレサ  2003年(イタリア・イギリス) ★★★★  
主演:ダスティン・ホフマン  ジョン・ヴォイト 主演:オリヴィア・ハッセー
あらすじ あらすじ

ジョー・バック(ジョン・ヴォイト)は、カウボーイのいでたちでテキサスからニューヨークに出て来た。彼は自分の肉体と美貌を武器に、孤独なニューヨークの夫人達を慰めようと考えていた。そして富と栄光を……。彼の商売の皮切りはキャス(シルヴィア・マイルズ)であった。だが彼女は街娼上がりのパトロン持ちだったため、逆に金を巻きあげられてしまった。そんな時、彼は足の不自由なペテン師ラッツオ(ダスティン・ホフマン)と知り合った。彼の紹介でジョーはオダニエル(ジョン・マクギバー)にひき会わされた。彼は狂言者であった。ラッツオにだまされたと知ったジョーは、必死に彼を探し歩いた。しかし、無一文で街の酒場にしけこんでいた彼を見て、ジョーは何も言えなかった。逆に、ホテルを追い出されたジョーに、ラッツオは自分の室へ来るようにすすめた。それはとり壊し寸前のビルの、廃屋のような一室であった。そこでラッツオは彼の夢、フロリダ行きの夢を語るのだった。必死に、泥沼をはい上がろうと2人は力を合わせた。ラッツオがマネージャーとなり、ジョーは再び男娼を始めたがうまくゆかなかった。ジョーを買った最初の客は、ヘンゼル(ガストン・ロッシリ)とグレーテル(ヴィヴァ)のパーティで出会ったシャーリー(ブレンダ・ヴァッカロ)だった。一方、ラッツオの体はその頃から急激に衰弱していた。彼の為にもジョーは金を稼がねばならなかった。男色の学生の相手をしたり商用でニューヨークに来た男のホテルに行ったりして、彼はようやく幾らかの金をもらってラッツオの元へ戻って来た。2人はフロリダに向かった。太陽と新しい生活を求めて。ジョーは、今や屈辱と泥によごれたカウボーイ姿と訣別するのだった。しかし、ラッツオはあれほど憧れたマイアミの浜辺を見ることなく、唯一人の友人ジョーの傍で静かに目を閉じた。










出典:goo映画
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1946年、インドのカルカッタ。カトリックの女子校で教鞭をとっていたマザー・テレサ(オリビア・ハッセー)は、イスラム教徒とヒンズー教徒の抗争に巻き込まれて負傷した者を校内に入れて手当したことから、修道院長(ラウラ・モランテ)と対立。ダージリンへの転任命令を受ける。その途上で行き倒れになった男と出会い、「私は渇く」と言う彼の言葉の中に、神の声を見出す。命令に背いてカルカッタに舞い戻った彼女は、「私の居場所は修道院の中ではありません。最も貧しい人々のところです」と言って、修道会に院外活動の許可を求める。得られた回答は、「院外活動をしたいなら一市民に戻れ」というものだったが、マザー・テレサの熱意を汲んだエクセム神父(ミハエル・メンドル)の口添えによって、決定はバチカンの手にゆだねられることになった。「これが神の望みであれば、必ず実現する」。そう信じるマザー・テレサは、バトナで医療と薬学の実地訓練を受けながら、バチカンからの返事をじっと待ち続けた。やがてバチカンから送られてきたのは、院外活動の許可を伝える手紙だった。晴れて町へ出ることを許されたマザー・テレサは、新しい修道服である白い木綿のサリーに身を包み、貧困にあえぐ人々が住むストリートでの活動を開始した。子供たちに配る食糧を手に入れるため、市場で物乞い同然のことをするマザー・テレサの姿に、眉をひそめる修道院長。しかし、いっぽうには、彼女の活動を応援する者たちもいた。ヴァージニア(イングリッド・ルビア)をはじめとするかつての教え子たちだ。彼女たちボランティアの手を借りながら、マザー・テレサは、病人や孤児の世話をするための施設をこつこつと作り上げていく。4年後。修道会に属しながらの活動に限界を感じたマザー・テレサは、新しい教団“神の愛の宣教者会”を作りたいとエクセム神父に申し出る。それに応じてバチカンからやって来たのが、セラーノ神父(セバスティアーノ・ソンマ)だった。カルカッタに到着した彼は、さっそくマザー・テレサに会おうとするが、当の彼女の前には、すぐに解決しなければならない難問が山積みの状態だった。寺院を改装して開設した“死を待つ者の家”に対する地元住民の猛抗議。孤児院の違法性を主張し、閉鎖を求める役所の命令。そのひとつひとつに、誠意と情熱で立ち向かっていくマザー・テレサ。しかし、それを知らないセラーノ神父は、なかなか自分に会おうとしない彼女を尊大な人間だと思いこみ、バチカンに否定的な報告を送ろうとする。が、実際、彼の前に現れたマザー・テレサは、尊大さのかけらもない人物だった。「私は、神が手に持つペンにすぎないのです」と語るマザー・テレサの無私無欲な姿勢に、深い感銘を受けるセラーノ神父。彼は自らもその地にとどまり、マザー・テレサのかたわらで同じ道を歩もうと決意する。1965年。教団の活動がますます活発になっていくなかで、マザー・テレサはハンセン病患者のための“平和の村”を建設する計画に着手する。これに対しては、「マザーのせいで、カルカッタに不幸と貧困のレッテルが貼られてしまった」と、インド国内から多くの批判の声があがったが、それが大々的に報じられたことにより、世界各国から多くの寄付金が寄せられるようになった。「神が望めば資金は集まる。神が望まなければあきらめる」と、いつものように粘り強く、精力的に、資金の調達と計画の推進に走り回るマザー・テレサ。書類の不備によって建設計画が頓挫しかけたとき、彼女はバチカンに乗り込み、教皇に直談判することもした。その努力が実り、村の建設はようやく再開にこぎ着けたものの、完成までの道のりには予想外の困難がつきまとうのだった。




マーティ  1955年(アメリカ)  ★★★★  真昼の決闘   1952年(アメリカ)  ★★★★  
主演:アーネスト・ボーグナイン  カンヌ映画祭国際大賞 主演: ゲイリー・クーパー  トーマス・ミッチェル
あらすじ あらすじ

ニューヨークのブロンクスで肉屋に働いているマーティ(アーネスト・ボーグナイン)は誠実な青年だが、生まれつきの醜男のため結婚もせずに母のピッレッティ夫人(エスター・ミンチオッティ)と2人暮しをしていた。良い相手があったら早く身をかためたいとあせっていたのだが、善良で内気な彼は気の利いた言葉で女を誘い出すことすらできなかった。土曜日の夜、アンギーやジョーなどの仲間と集っていると、母から電話がかかって、従弟夫婦が来ているからすぐに帰って来てくれといって来た。トーマスとヴァージニアの夫婦は姑のキャサリンとの間がうまくいかないので、キャサリンをマーティの家に置いてくれないかというのだった。キャサリンは母の妹だからマーティは賛成した。マーティは肉屋の店を主人から買い受けて自分で経営したいと思っていたので、銀行に勤めているトーマスに金融のことで相談してみると、トーマスは機嫌よく承知して、ヴァージニアと帰って行った。夕食後、マーティはアンギイとダンスホールへ行った。すばしこいアンギーはいち早く相手を見つけて踊り出すが、マーティは相変らず、まごついていた。だが、1人淋しそうにテーブルに坐っている娘(ベッツイ・ブレア)が眼にとまった。彼女は友だちと一緒に来たのだが、パートナーとなった青年は彼女があまり魅力のない娘なので置き去りにしたのだった。自分のみじめな立場に気がついた娘は、そっとバルコニーに出て泣いている様子だった。マーティは遠慮深く声をかけて、彼女と踊ってから近くの喫茶店で遅くまで話し込んだ。娘はクララといって教養もあり、学校の女教師をしていた。マーティと同じように、風采があがらないために苦しみをなめて来た娘だった。マーティはクララを自分の家に連れて来た。クララを彼女の家まで送ったマーティは翌日の日曜日に電話をかける約束をして別れた。その日曜日になったが、朝からキャサリンが引っ越して来たり、教会へ出かけたりして落ち着かない。クララは家にいてマーティからの電話を待った。正午をすぎ夕方になった。その頃、マーティはいつもの仲間と酒場にいた。クララが醜いとか魅力がないといって、電話をかけさせなかった連中もいざとなると相手もなく、どこへ行こうという当てもないのだった。やがてマーティはやっと決心がついた。「俺は彼女に電話をかけるんだ。相手が醜くかろうが、心がきれいだったらいいじゃないか!」といい捨てるとマーティは電話ボックスへとび込んで行った。

1870年、西部のハドリーヴィルの町、ある日曜日の午前のことである。この町の保安官ウィル・ケイン(ゲイリー・クーパー)は、事務所でエミイ(グレイス・ケリー)と結婚式を挙げていた。彼は結婚と同時に保安官の職を辞し、他の町へ向かうことになっていた。突然、そこへ電報が届いた。ウィルが5年前に逮捕して送獄した無頼漢フランク・ミラーが、保釈されて正午到着の汽車でこの町に着くという知らせだった。停車場にはミラーの弟ベンが仲間の2人と、到着を待っていた。時計は10時40分。ウィルは再び保安官のバッジを胸につけた。エミイはウィルに責任はないと言って、共に町を去ろうと主張したが、彼は聞き入れなかった。エミイはひとり正午の汽車で発つ決心をし、ホテルで汽車を待つ間、ウィルのもとの恋人で、今保安官補ハーヴェイ・ベル(ロイド・ブリッジス)と同棲しているメキシコ女ヘレン・ラミレス(ケティ・フラドー)と会い、彼女も同じ汽車で町を去ることを知った。一方、ウィルは無法者たちと戦うため、助勢を求めて、酒場や教会を訪れ、最後に2人の親友に頼み込むが、みんな尻ごみして力になってくれない。彼は1人で立ち向かう決心をして遺言状を書きつづった。時計が12時を指すと共に汽笛がきこえた。停車場からミラーが降り立ち、入れ替わりにエミイとヘレンが乗った。エミイは一発の銃声を聞くといたたまれず汽車から降り、町へ走った。ウィルは2人を仆し、エミイの機転であとの2人も射殺した。戦い終わって町の人々がおそるおそる集まってくるうちをウィルとエミイは黙ったまま馬車を駆って去って行った。


出典:goo映画
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マルセルのお城  1990年(フランス)   ★★★ 
マルセルの夏  1990年(フランス)  ★★★ 
主演:ジュリアン・シアマーカ 主演:フィリップ・コーベール  ジュリアン・シアマーカ
あらすじ あらすじ

20世紀が始まったばかりの南フランス、プロヴァンス。少年マルセル(ジュリアン・シアマーカ)は、小学校教師の父ジョゼフ(フィリップ・コーベール)、病弱だが優しい母オーギュスティーヌ(ナタリー・ルーセル)に囲まれ、弟ポールと共にすくすくと育つ。妹も生まれ、一家は叔父夫婦と共に丘陵地に別荘を借り、9歳のマルセルはそこで生涯で最も美しい日々となる素晴らしい夏休みを過ごした。やがて夏は終わり、一家は再び都会に戻る。しかしマルセルの頭の中は、丘の生活や親友になったリリ(ジュリ・モリナス)のことで一杯。ようやくクリスマスが来て一家は再び別荘へ。また、翌年の春、復活祭の休日にも訪れた。そこでマルセルは美少女イザベル(ジュリー・ティメールマン)に会いすっかり夢中になるが、下痢気味のイザベルを見て興ざめしてしまい、彼女も村を去り、マルセルの初恋はあっけなく終わった。都会へと再び戻った一家は、毎週丘へ通うことを決心する。しかし大荷物で、歩いて片道4時間。途中に3つの城があり、遠回りをするためだ。あるとき一家は、父のかつての教え子ブジーグに会い、内緒で鍵を渡される。これを使えば城の中を通り2時間も近道できるのだ。びくびくしながら通り抜ける一家はとうとう三つのめの城の門番に見つかり、父は教師の職を失うのではないかとおびえる。が、これもブジーグの機転で切り抜け、一家は一段と楽しい休暇を過ごすことができた。それから時は流れ、5年後、母は病気でこの世を去り、弟ポールは30歳で、リリは21歳の若さで亡くなった。更に時が過ぎ、映画人となった40代のマルセルはプロヴァンスに古城を買う。そこは偶然にも、母が死ぬほど怖がった、あの三つめの城だったのだ。こみあげる感情を抑え切れず、マルセルは幼い日に一家の行く手をさえぎった屈辱の扉を叩き壊す。時間を飛び超えたマルセルの目に、あの日の美しくはかなげな母の面影がはっきりと映った。

一八九五年、マルセルは南フランスのマルセイユに近いオーバーニュに生まれた。父のジョゼフは小学校教師、母のオーギュスティーヌはお針子をしている美しい女性であった。マルセルが3歳のとき、一家はサン・ルノーに引越すが、その頃彼は字が読めるようになり、早熟を心配した母は、6歳になるまで字を読む事を禁じてしまった。やがて彼にポールという弟ができた。1900年、妹が生まれ、マルセルの世話をしていたローズおばさんが結婚した。そしてマルセル9歳の夏、一家は田舎の別荘を借りる事にした。病弱な母に新鮮な空気を吸わせるためだ。そこはまるでおとぎの国、マルセルにとって生涯で最も美しい日々の始まりでもあったのだ。初めての自然との対話、全てが幸福に満ちあふれている……。しかし、夏が終わり秋が訪れると、都会に帰りたくないマルセルは“仙人"になろうと父母に別れの手紙を書き、別荘を抜け出すが、急に怖くなってもどってきた。手紙は元のまま置いてあったが、朝食のとき、父は「きっと“仙人"の綴りも書けないだろう」とささやき、ハッとするマルセルを母は厳しく、そして優しくみつめていた。その日、降り出した雨は涙のようにマルセルの心を濡らした。かくして夏は終わり、マルセルは両親の大らかさに触れる事で、一つ大人になっていったのだった。

出典:goo映画
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招かれざる客 1967年(アメリカ) ★★★★ 
マンデラの名もなき看守 2007年(フランス) ★★★★
主演:スペンサー・トレイシー、 シドニー・ポワチエ、 キャサリン・ヘップバーン
主演:ジョセフ・ファインズ デニス・ヘイスバート.
あらすじ あらすじ
サンフランシスコ空港で飛行機から降り、タクシーに乗った若いカップルが、人目をひいた。だが、人々のぶしつけな視線など気にしないかのように、黒人青年と白人女性は親しげに語り合っていた。青年はジョン(シドニー・ポワチエ)といい、世界的に著名な医師。女性の名はジョーイ・ドレイトン(キャサリン・ホートン)。2人はハワイで知り合い、互いに愛し合う間柄となったのである。ジョーイの母クリスティ(キャサリン・ヘップバーン)は、娘の婚約者が黒人であることを知り、驚いたが、娘の嬉々とした様子に、動揺は次第に喜びに変わっていった。だが、父のマット(スペンサー・トレイシー)は、そうはいかなかった。新聞社を経営し、人種差別と闘ってきたマットも、自分の娘のこととなれば、話はちがってくるのだ。ジョンは、学界でも有数な人物であり、近くジュネーブの大学院に迎えられることになっているということは、マットも知ってはいるのだが、黒人と白人との結婚には、想像を絶する困難がある。結婚を許しながらもマットは割り切れなかった。ジョンのジュネーブ行きの時間が迫っており、2人はその前に、互いに両親の了解を得たがっていた。息子の見送りと嫁に会うため、ジョンの両親プレンティス夫妻が空港に着き、ジョーイは出迎えたが、夫妻は嫁が白人であることを知り愕然とした。やがて、夕食の時が訪れた。ジョンとジョーイ、ドレイトン夫妻、プレンティス夫妻。そしてドレイトン夫妻の友人であるライアン神父。母親同士は結婚には賛成だったが、父親同士は反対し、とくに、マットは頑固だった。だが、そのマットも、若い2人のどんな困難にも立ち向かおうとする真剣さとその情熱に、かつての自分の青春を見、その尊さに気づき、2人の結婚を認めた。一同はそろって、夕食の席に着くのだった。 1968年、南アフリカ共和国。アパルトヘイト政策により、黒人には投票権がなく、住居や就職、教育でも差別されていた時代。ジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、国内一の刑務所と名高いロベン島に看守として赴任する。そこで彼は反政府運動の首謀者ネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)の担当を命じられる。コーサ語を話せるグレゴリーに、黒人たちの秘密の会話をスパイさせることがその狙いだった。妻グロリア(ダイアン・クルーガー)とともに異例の出世を喜んでいた人種差別主義者のグレゴリーだったが、刑務所内でも堂々と振舞うマンデラの姿に特別な印象を抱く。しかし、面会に来た夫人とマンデラの会話をグレゴリーが上司に報告したことで、彼の息子が暗殺される。普段の落ち着きが嘘のように息子の死を悲しむマンデラの姿に、同じ父親としてグレゴリーは深く同情。そして、グレゴリーの中で、“危険なテロリスト”というマンデラに対するイメージが次第に覆され、“人種を超えて平和に暮らせる世界”を目指すというその思想に共感していく。1975年のクリスマス。グレゴリーは、二年ぶりに面会する妻に贈りものを渡したいというマンデラの願いを聞き入れる。しかし、その行動は大きな問題となり、黒人びいきと罵られたグレゴリーの一家は孤立。彼は転属を願い出て、マンデラの元を去る。1982年、マンデラの長期投獄に反対する世界中の圧力に屈した政府は、彼をポールスムーア刑務所に移送する。グレゴリーはそこで再びマンデラの担当となり、二人は再会。しかし、もはやグレゴリーは無教養な人種差別主義者ではなかった。武装闘争が激化する中、南アフリカは真っ二つに割れる。“黒人びいきの子供は殺す”と脅されるグロリア。それでもグレゴリーは、マンデラの輝く瞳の中に未来と希望を見出していた……。



マンマ・ミーア 2008年(アメリカ) ★★★ 
マルタの鷹 1941年(アメリカ) ★★★
主演:メリル・ストリープ アマンダ・セイフライド ピアース・ブロスナン
主演:主演:ハンフリー・ボガート メアリー・アスター.
あらすじ あらすじ

ギリシャの島で小さなホテルを営むドナの愛娘ソフィの結婚式前日、三人の男たちが島にやって来る。父親を知らずに育ったソフィの夢は結婚式でヴァージンロードをパパと二人で歩くこと。かつての母の恋人サム、ハリー、ビルのうちの誰かが自分の父親だと見当をつけたソフィが、内緒で招待状を送ったのだ。式の準備でただでさえ大わらわのドナは、昔の恋人たちの出現に大ショック。果たしてソフィの父親は誰なのか?
劇中の曲は全て、世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの曲をベースにしている。同年12月、『タイタニック』をしのぎ、イギリス史上最高のヒット作品となった



出典:goo映画
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サンフランシスコの私立探偵サム・スペードは、家出した妹を連れ戻したいという女性の依頼を受けて、相棒のマイルズ・アーチャーに、フロイド・サースビーという男を尾行させる。しかし、その夜サースビーとアーチャーは死体となって発見される。スペードはアーチャーの妻と密通しており、警察は彼に嫌疑をむける。 スペードはジョエル・カイロという男の訪問を受ける。彼はスペードが何かを握っていると考えており、それを探ろうとしている様だった。 女依頼人に再会したスペードは、彼女が最初に名乗ったのは偽名で本名はブリジッド・オショーネシーであること、カイロとも関係していることを知る。ふたりを引き合わせたスペードは、彼らの会話からその関心がある鳥の彫像にあること、「G」なる人物もまたそれを求めているらしいことを知る。
やがて「G」ことガットマンもスペードに接触してくる。スペードははったりをしかけて、彼らの捜し求めるマルタ騎士団にゆかりを持つ「マルタの鷹」の存在を聞きだす。ガットマンは、ロシアの将軍が「鷹」を所持していることを知り、カイロ、サースビー、オショーネシーの3人を代理人として派遣したが、「鷹」の価値に勘付いた3人はそれを秘匿してしまったのだという。やがて、オショーネシーの意を受けて、貨物船「ラ・パロマ」号の船長がスペードの事務所を訪れる。彼は「鷹」をスペードに託して息絶える。「鷹」を手に入れたスペードはそれを切り札にガットマンらと交渉し、すべてのいきさつをあぶりだす。「鷹」の取り分をめぐる仲間割れから、アーチャーも殺されたのだった。それをめぐって3人の男が殺されることになった「鷹」は模造品だった。ガットマンらの態度からそれが高価なものだと気付いた持ち主のロシア人が、偽物をつかませたのだった。落胆しながらも、再び「鷹」を求めて出立していったガットマンらを、スペードはあっさりと警察に密告する。そして、アーチャーを射殺した実行犯であったオショーネシーも、必死の哀願にもかかわらず、無慈悲に警察につきだされるのだった。



街の灯  1931年(アメリカ) ★★★★ 
マイケル・コリンズ 1996年(アメリカ) ★★★
監督チャップリン 出演 チャールズ・チャップリン ヴァージニア・チェリル
主演:リーアム・ニーソン ジュリア・ロバーツ エイダン・クイン  .
あらすじ あらすじ
ある都で盛大な銅像除幕式があった。紳士貴女こもごも立って祝辞を述べた後に、いざ像を覆っていた幕が引き下されると、驚くベし、この像の上には一人のみすぼらしい小男が眠っていた。で、人々の驚駭と叱声の中に、この小男は狼狽して逃げ出したのであるが、こうして宿をも失われたこの浮浪者にとっては身投げでもするより外にすることがない様に思われた。ところが、この浮浪者が、計らずも、街角で花を売る娘を見て胸を踊らせたのである。しかも、この盲目の娘は彼女に大金を恵んだ紳士が彼であると思い込んで彼の手を握っては感謝の言葉を述べるのであった。そうなっては、彼も男であった。彼は初恋に胸をときめかせ、そして働いて金を儲け彼女と交際しようと考えた。そして、まず街の清掃作業員になった。で、金が入ると、彼女の家へ堂々として紳士らしく訪問していき、いじらしい盲目の娘が、つつましく彼と話をしたり、やさしく微笑んだりするのを眺めては、思慕の情をやっていた。が、恋というものは、仲々成らぬものである。彼は職を失った。その上に娘は病気になった。大切な恋人の病を癒す大金がいる。そこで彼は賞金目当てにボクシングに飛入りした。が、所詮は素人の小男の彼だった。リング上を修羅の如くに荒れ廻りはしたが、遂には彼は手痛く叩きのめされてしまった。絶望だった。暗い夜だった。彼はトボトボと街を歩いた。すると、その彼の目の前に現われたのは、酔っ払いの百万長者だった。この金持ちは酔うと、やア親友と、叫んでは浮浪者たる彼の首っ玉にも跳びつく癖のある男で、彼も幾度かその邸宅に引っ張られて夜を明かしたことがある、が、ただ残念なことには、酔いがさめると、もう全然酔中のことは忘れているということであった。で、金の探索に困り抜いていた彼は金持ちのこの由を相談すると、そこは大金持ちでその上に酔っていたので、金持ちは大いに気前よく彼を我家に招じたうえに金1千ドル也をポンと投げ与えた。が、間の悪い時には悪いもので、ここへ強盗が押し込んで来て、そこに活劇となり金持ちは叩きのめされた。で、正気に返ると金持ちはもう先刻の親友を認識してはいない。こいつは強盗の仲間だ、というので彼は弁解も聞き入れられず、罪もないのに捕まえられてしまった。が、でも、彼は、一寸した隙に1000ドル娘に届けることだけはできた。それから年は過ぎて、無実の刑に服した彼が、また町に出て来たとき、裟婆の風は冷たく彼を吹いた。むごく、わびしい人生だった。が、その彼はふと、ある花屋の前に立と、その店内に、いそいそと立ち働くかつての盲目の恋人を見つけた。あの1000ドルで彼女は目も見えるようになったらしい。だが、それとは知らぬ娘は、いつまでも店の前に立っている彼を見て、これはお乞食さんだと思った。だが、気立てのいい彼女は、なにがしかの金を彼に恵んでやろうと、店から出てきた。そして金を彼の手中に押し入れた。が、そうして手に触ったとき、かつての記憶が呼びかえった。あなたでしたか.....。この言葉が娘の口から漏れたときは彼も娘も、もう千万無量の思い出、じっと顔と顔とを見合わせて突っ立っていた。 1916年。12世紀以来英国に支配されたアイルランド。独立を求めてマイケル・コリンズ(リーアム・ニーソン)は、イーモン・デ・ヴァレラ(アラン・リックマン)ら指導者のもと、「イースター蜂起」と呼ばれる武装蜂起を決行するが失敗した。釈放されたコリンズは同志で親友のハリー・ボーランド(エイダン・クイン)、配下のジョー・オライリー(イアン・ハート)らと語らい、「アイルランド義勇軍」なる親衛部隊を率いて、新たな独立運動を展開。処刑をまぬがれたヴァレラを獄中から救出し、協力者となったネッド・ブロイ警部(スティーヴン・レイ)の手引きで英国警察の諜報網をつかんだコリンズは、命知らずの青年たちに命じて英国の官憲たちを暗殺していくなど、大胆な戦略で敵を翻弄、独立運動を支えた。そんな彼の安らぎは、彼とハリーを見守る同志の女性キティ・カーナン(ジュリア・ロバーツ)の存在だった。英国は切れ者のソームズ(チャールズ・ダンス)率いる冷酷無比な予備隊「ブラック&タンズ」を送り込み、暗黒政治を敢行。コリンズは予備隊の幹部らを暗殺して反撃するが、ブロイは拷問されたあげく殺された。21年、ついに英国が休戦を布告。デ・ヴァレラの命令でコリンズは交渉役として英国に赴く。だが、アイルランド自由国の独立は認めるが国の分断と英王室への忠誠を求めるという条約をめぐり、賛成派と反対派が決裂、国内は二分。デ・ヴァレラは反対派の領袖となり、ここに内戦がはじまった。反対派についたハリーは暗闘の中死んだ。キティと結婚の約束をしたコリンズは、周囲の反対を振り切り、停戦条約のため反条約派の総本山ウェスト・コークへ。デ・ヴァレラとの会談が目的だったが、コリンズは血気にはやった青年たちから成る謀反者の待ち伏せにあい、頭を撃ち抜かれて死亡した。22年8月22日。享年32歳。葬儀には多くのアイルランド国民が参列した。








マイライフ・アズ・ア・ドッグ 1985年(スェーデン) ★★★★ 
  マイ・ルーム 1996年(アメリカ) ★★★★
出演:アントン・グランセリウス マンフレド・セルナル メリンダ・キンナマン  主演:メリル・ストリープ レオナルド・ディカプリオ ダイアン・キートン    .
あらすじ あらすじ
12歳の少年イングマル(アントン・グランセリウス)は58年の出来事をひとり夏のあずま屋で星に話しかけている……。人工衛星に乗せられて地球最初の宇宙旅行生物になったライカ犬の運命を思えば、兄エリク(マンフレド・セルナル)にいじめられても、彼の不器用なドジをママ(アンキ・リデン)が嘆き悲しんでも、南洋の海からパパが帰ってこなくても、ちっとも不幸な事ではない。しかし夏になりママの病状が悪化して、兄さんは祖母の、イングマルはグンネル叔父さん(トーマス・フォン・ブレム)のところで暮らすことになった。彼は愛犬シッカンが心配だが犬の保育所が預かってくれるらしい。大きなガラス工場のある小さな村スモールランドのオーフェルシュ村。イングマルはここで、都会では出会えないような人たちばかり目にし、中でも村のガキ大将サガ(メリンダ・キンナマン)の存在は彼の心に爽やかに焼きついた。そして、サガは少年じゃない事実は、イングマルの心をさらに揺すぶった。秋になり、兄さんとともに久しぶりに会ったママは元気こそなかったが、今までになく優しかった。しかしそれは、イングマルがママと話した最後になってしまう。冬になってギリシャ人移民が間借りし、家は狭くなった。イングマルは叔父さんに引っ越しを頼まれ、シッカンと一緒なら、と同意する。しかし、ふとしたことからサガに、あの犬は死んだ、と言われショックをうけた彼は、叔父さんのあずま屋に立てこもる。真実を言って聞かせる叔父さん、激しく泣きじゃくるイングマル。夏、スウェーデンの名ボクシング選手ヨハンソンが不敗のチャンピオン、パターソンを破る番狂わせに人々が熱狂する中、少年イングマルは少女となったサガとすやすやと眠っている……。

母子家庭で手に職をつけるため、美容師をめざして美容学校に通うリー(メリル・ストリープ)のもとに、長男ハンク(レオナルド・ディカプリオ)が家に放火して家出したという知らせが入った。ハンクは生活に追われ子供を顧みる余裕のない母親と心を通い合わせることができず、鬱屈した日々を送っており、唯一愛情を感じることができるレーサーだったという父親の写真だけ残して家に火をつけたのだ。ハンクは精神病の施設に入所し、リーと次男チャーリー(ハル・スカーディノ)は修道院に身を寄せる。そこへフロリダに住む姉のベッシー(ダイアン・キートン)から20年ぶりに電話が。自分は白血病に冒されており、親族からの骨髄移植だけが唯一の希望だと言うのだ。リーは反抗的なハンクを施設から連れ出し、家族そろってフロリダへ。ベッシーは結婚もせず、父マーヴィン(ヒューム・クローニン)と母ルース(グウェン・ヴァードン)の面倒を見ていた。父は寝たきりで痴呆状態、そんな家族を見捨てて家出したリーとの間には複雑な感情がある。母を嫌い、反抗的だったハンクだが、ベッシーの誠実な優しさに次第に心を開いていく。最初は骨髄移植の検査を受けることを拒否していた彼は、主治医のウォリー医師(ロバート・デ・ニーロ)の検査で母と弟が不適合だと知り、自分も検査を受ける。リーはベッシーとハンクの信頼関係に嫉妬を感じ、姉妹はお互いの感情をぶつけあうが、やがて打ち解けた。ベッシーは自分の初恋を語り、リーは姉のかつらを洒落た髪形にカットした。一家はディズニー・ワールドへ。リーは感情に任せて、いつまでも母より父を慕うハンクに、彼の父親がハンクを虐待したことが離婚の理由だったと明かしてしまう。ところがベッシーが突然発作に襲われ吐血して倒れる。その晩、ハンクはベッシーに置き手紙を残して家出。母の自分ではなく、姉に宛てられた息子の手紙を見たリーは無力感に襲われながらも、姉に心配をかけまいと手紙を隠す。そこへハンクが帰ってきた。ウォリー医師から電話があり、残念ながらハンクも不適合と告げた。だが死の不安を越えて和解した家族は父の部屋に集まる。ベッシーはいつも父を喜ばせるためにやっているように、鏡に太陽を反射させて壁に光を舞わせる。その光の中で、家族は新しい絆を見つけようとしていた。



マーガレット・サッチャー 2011年(イギリス)★★★ 
  マックス 2014年(アメリカ)★★★
出演:メリル・ストリープ   ハリー・ロイド   ジム・ブロードベント     主演:ロビー・アメル ローレン・グレアム ジェイ・ヘルナンデス      .
あらすじ あらすじ
雑貨商の家に生まれたマーガレット(メリル・ストリープ)は市長も務めた父の影響で政治を志すが、初めての下院議員選挙に落選してしまう。失望する彼女に心優しい事業家デニス・サッチャー(ジム・ブロードベント)がプロポーズする。「食器を洗って一生を終えるつもりはない」野心を隠さないマーガレットを、デニスは寛容に受け入れる。双子にも恵まれ、幸せな家族を築く一方で、マーガレットは政治家としての階段も昇りはじめる。失墜した英国を再建する。それは気の遠くなるような闘いだったが、彼女はその困難に立ち向かう。愛する夫や子供たちとの時間を犠牲にし、マーガレットは深い孤独を抱えたままたった一人で闘い続けた……。現在のロンドン。どんなに苦しい時も支え続けてくれた夫・デニスは既に他界した。だが、マーガレットは未だに夫の死を認識していないのか、時折不可解な行動が目立つ。思い出の洪水の中で、デニスの遺品を手に取り彼女は「あなたは幸せだった?」とつぶやくのだった……。

「タイタンズを忘れない」のボアズ・イェーキン監督が、飼い主を亡くした軍用犬と兄を失った少年が繰り広げる冒険を描いたドラマ。高度な訓練を受けた軍用犬マックスと飼い主の米軍兵士カイルは、アフガニスタンの最前線で任務についていた。しかしカイルは任務中に命を落とし、マックスはカイルの遺族に引き取られることに。心に深い傷を負ったマックスとカイルの弟ジャスティンは、少しずつ心を通わせていくが……。出演は「サイドウェイ」のトーマス・ヘイデン・チャーチ、「バッドサンタ」のローレン・グレアム。




 マリッジストーリー 2019年(アメリカ)★★★ 
 間違えれらた男 1956年(アメリカ) ★★★
出演:スカーレット・ヨハンソンアダム・ドライバーローラ・ダーン 主演:ヘンリー・フォンダ ベラ・マイルズ アンソニー・クエイル 
あらすじ あらすじ
女優のニコール(スカーレット・ヨハンソン)と監督兼脚本家のチャーリー(アダム・ドライヴァー)は、かわいい息子がいる仲のいい家庭を築いていたが、夫婦の関係は少しずつ悪化していき、離婚を決める。円満な協議離婚を望んでいたが、ため込んできた相手への怒りを爆発させ、負けず嫌いの二人は離婚弁護士を雇って争う。 無実をはらそうと逃走を図るヒッチコックお得意の虚構サスペンスとは一線を画す作品。監督自らが冒頭に登場し「真実のストーリー」であることを告げている。金を借りるために生命保険会社へ出向いたマニーは、以前入った強盗犯と間違えられ拘束される。高額の保釈金を支払い、妻と共にアリバイ立証のため奔走するが……。鉄格子ごしの風景など、主人公の視点で構成されたカメラワークや、少ない台詞で無実の罪に混乱した悲壮感がリアルに描かれている。



 マイ・インターン 2015年(アメリカ)  ★★★★ 
 ★★★
出演:ロバート・デ・ニーロ アン・ハサウェイ レネ・ルッソ 主演:      .
あらすじ あらすじ
「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイと名優ロバート・デ・ニーロが共演したハートフルドラマ。ファッションサイトのCEOとして活躍する女性が40歳年上の男性アシスタントとの交流を通して成長していく姿を描いた。ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩であるベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく。監督・脚本は「ホリデイ」「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。「セックス・アンド・サ・シティ2」の衣装を手がけたスタッフによる洗練されたファッションも見どころ。




マルサの女  1987年(昭和62年) ★★★ 
迷子の大人たち(NHK) 2006年(平成18年)  ★★★★  
主演:宮本信子, 山崎努, 津川雅彦 主演:江口洋介 戸田菜穂
あらすじ あらすじ

税務所の調査官、板倉亮子は、小柄で顔がソバカスだらけの不美人だが、脱税を徹底的に調べるやり手だった。ある日、彼女は一軒のラブホテルに目をつけ、そこのオーナー権藤英樹が売り上げ金をごまかしているのではないかと調査を始める。権藤には息子の太郎と内縁の妻、杉野光子がいた。権藤は一筋縄ではいかない相手で、なかなか証拠も掴めない。そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢された。彼らはマルサと呼ばれる摘発のプロである。マルサとしての調査経験を積んでいった亮子は、上司の花村と組んで権藤を調べることになった。ある時、権藤の元愛人、剣持和江から彼の今の愛人、鳥飼久美子が毎朝捨てるゴミの袋を調べろとタレコミの電話が入った。亮子たらは清掃車を追いかけ、やっとのことで証拠の書類を見つけた。権藤邸をガサ入れする日が決まった。当日の朝、出かけた光子を亮子は尾行。権藤邸に花村たちが入った途端、他の何人かが権藤の取り引き先の銀行、久美子のマンションをガサ入れする。光子の見張りを交代して権藤邸に向かった亮子は、権藤と喧嘩し、大金を持って飛びだした太郎を追いかけ慰めた。亮子が邸に戻ると、調査はほぼ完了で証拠は何も出て来なかった。花村は権藤に質問し、亮子に眼の動きを追えと命令する。そして、本棚を推定、本の中をしらみつぶしに探すが徒労に終わる。疲れた亮子が立ちあがって、体を伸ばし本棚にぶつかった途端、壁が動き奥の隠し部屋が現われ大金が見つかった。その頃、久美子の部屋では口紅に隠された多くの印鑑が発見された。また、銀行でも架空の名義が確認された。権藤から貸し金庫の鍵は光子が持っていると聞かされた花村は、光子のいる美容室に出かけ鍵を受け取る。半年後、亮子のまえに太郎のことで御礼が言いたかったと権藤が現われた。彼はまだ全部に口を割らず頑張っていた。自分のもとで働かないかと言う権藤に亮子は首を横に振る。突然、亮子が以前忘れたハンカチを出した権藤は、ナイフで指を傷つけ、血でハンカチに残りの貸し金庫の暗号を記して渡した。

第1回「発心(ほっしん)」
携帯電話会社に勤める山下徳久(江口洋介)は婚約者の翔子(戸田菜穂)をつれ十数年ぶりに徳島の実家の寺へ帰る。
父・徳大(市川左團次)が余命半年と母・道代(加藤登紀子)に知らされた徳久は「家業の寺を継ぐ」と嘘をついてしまう。さらに父の強い勧めに抗しきれず、歩き遍路を始める羽目に。旅を始めた徳久は謎めいたお遍路・坂田(原田芳雄)、定年を迎えた上司・寺島隆彦(三浦友和)と妻・靖子(風吹ジュン)に出会う…。
第2回「修行」
徳久(江口洋介)たちの遍路旅に恋人・翔子(戸田菜穂)が加わる。過酷な道が続く修行の地・高知で、徳久と元上司・隆彦(三浦友和)やその妻・靖子(風吹ジュン)たちは次第に本音の会話を交わす。坂田(原田芳雄)が開いたバーベキューで、ヒロシ(瀬川亮)がつらかった過去を告白し、エリ(ベッキー)たちに励まされる。息子のことで悩む遍路仲間の英二(森本レオ)夫妻が足摺岬から飛び降りようとして、大騒ぎになる…。
第3回「目覚め」
 父徳大(市川左團次)の危篤の知らせに、徳久(江口洋介)と翔子(戸田菜穂)は、実家に駆けつける。夏休みも終わり、東京に戻った徳久は、自分のプロジェクトが、同期の前田の企画に変わっている事に衝撃を受ける。一方、隆彦(三浦友和)は、靖子(風吹ジュン)と再び衝突し、お遍路をやめ、東京に帰る。徳久は、失意の隆彦とスナックで再会、痛飲する。翌日、二人はお遍路を中断した足摺岬に戻り、再び歩き出す決意をする…。
最終回「結願(けちがん)」
徳久(江口洋介)たち一行はいよいよ結願の地・讃岐に入る。しかし、徳久と恋人・翔子(戸田菜穂)は結婚に踏み切れない不安を抱えたままだった。隆彦(三浦友和)は意地を捨て、本当の気持ちを靖子(風吹ジュン)に告白し、二度目のプロポーズをする。最後の八十八番・大窪寺で、坂田(原田芳雄)がずっとお遍路を続けてきた理由が明らかになる。そこに…。



毎日が夏休み  1994年(平成6年)  ★★★ 
マジックアワー  2008年(平成20年) ★★★ 
主演: 佐野史郎 佐伯日菜子 風吹ジュン  監督: 三谷幸喜. 出演: 佐藤浩市, 妻夫木聡, 深津絵里
あらすじ あらすじ

東京郊外の新興住宅地に住む林海寺家は義父・成雪、母・良子、中学2年の娘・スギナの3人家族。母も父も再婚同士の言わばスクラップ家族なのだが、父は一流企業のエリート・サラリーマン、娘は名門女子中学の優等生と近所でも評判。だが、実はスギナはいじめにあって登校拒否、成雪も出社拒否をしていたことが分かり大騒動になる。母の心配をよそに、成雪は娘の教育に目覚め、いつも一緒にいるためにも自宅で「何でも屋・林海寺社」という会社を開業する。掃除や料理の仕方もロクに知らない義父に新鮮さと親近感を覚えるスギナに対し、良子は実父・江島や成雪の前妻・紅子にまでDMを送る成雪の無神経さにショックを受ける。彼女は自分が働こうとクラブのホステスになるが、過労で倒れてしまった。紅子とも知り合い、江島とも再会したスギナは、義父から学校では得られないような素晴らしい個人授業を受け、忙しくも充実した日々を過ごす。一方の成雪も、スギナとの生活や紅子のマンションの火事騒ぎをきっかけにエリート生活の中で失っていた人間らしさを取り戻す。スギナもまた義父から自分が家族にとって必要な人間であることを確信する。母も徐々にだが馴れていっているようだ。そうしてスギナは大人になっていった。義父との、まるで夏休みそのもののような自由と喜びの日々を経て--。

売れない役者の村田(佐藤浩市)がマネージャー長谷川(小日向文世)とやってきたのは、港町・守加護だった。彼は、映画監督の備後(妻夫木聡)から映画の主演を依頼されたのだ。…しかし、備後の真の職業はクラブの支配人であった。街のボスである天塩(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)に手を出したことが発覚した備後は、伝説の殺し屋“デラ富樫”を5日以内に連れてくることを要求される。それが、命を救われる唯一の道だった。そこで備後は、“デラ富樫”のニセ者として村田を呼び寄せたのだ。騙されているとも知らず、初めて主役の座を得た村田は大いに張り切って、台本がないことを不審がる長谷川を尻目に、“デラ富樫”の役作りを深めていく。天塩と初対面の席でも、そのオーバーアクトに拍車がかかり、備後は気が気でない。幸運な偶然が重なって、天塩の部下である黒川(寺島進)の目も欺くことに成功する。天塩が“デラ富樫”を探していたのには理由があった。天塩商会と対立する江洞(香川照之)から狙われの身の天塩は、“デラ富樫”を自分の配下におこうと企んだのだ。きわどい備後の目論みに業を煮やしたマリは、早く街から逃れようと誘う。やがて計画は崩壊し、ようやく村田も映画の撮影ではないことに気がつく。そのとき、自分の身を犠牲にして備後と村田を救ったのはマリだった。すべてを悟った村田は、映画仲間たちを守加護に呼んで、天塩を騙すための大芝居を仕掛ける。だが、その過程で天塩とマリは真実の愛に目覚めて、二人で街を去っていく。呆然とする備後と村田の前に現れたのは、本物のデラ富樫だった。映画仲間たちのトリックで、デラ富樫をペテンにかける村田。それは彼にとって一世一代の名芝居であり、見切りをつけようとしてした役者稼業を思いとどまらせるのに充分なものだった。ひとつのドラマが終わり、また次の映画が始まるように……。




 まぼろしの邪馬台国 2008年(平成20年) ★★★ 
 魔女の宅急便 1989年(平成元年) ★★★★ 
主演:吉永小百合 竹中直人 窪塚洋介  監督:宮崎駿  声:高山みなみ 佐久間レイ  
主題歌:「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」
あらすじ あらすじ
昭和31年。日中戦争で北京から博多へ一家で移住した長浜和子(吉永小百合)は、ラジオ番組「九州の歴史」を担当するフリーの声優に成長していた。その日、ゲストに迎えた宮崎康平(竹中直人)は長崎の島原鉄道の社長であり、盲目の郷土史家だった。邪馬台国の起源を探求することに熱中する康平は傲慢憮然な人物だが、和子の柔らかい対応を気に入る。そして、「島原に来んしゃい」と強引に誘った。1ヶ月後、島原を訪ねた和子は、康平から新規事業の観光バスのバスガイドの教師役を持ちかけられる。博多での仕事のめども立たない和子は引き受けて成功へと導いた。ワンマン社長の康平は、社員の佐々木(窪塚洋介)たちからはもちろん、副社長の戸田(石橋蓮司)にも疎まれていた。やがて、ある日の役員会で康平は解任される。私生活では妻に夜逃げされて、幼い二人の子供を抱える康平。すべてを失いながらも、邪馬台国に憑かれている彼の人柄に惹かれた和子は、康平からの求愛を受けた。康平と和子の二人三脚での邪馬台国探しが始まった。魏志倭人伝や古事記をひもとき探求を続ける康平と、その生活を支える和子。金銭的な面では、有明銀行の頭取である江阪(江守徹)が援助を惜しまなかった。九州の各地を訪れながら、康平と和子の旅は続く。8年もの歳月が費やされた康平の著書「まぼろしの邪馬台国」は、吉川英治文化賞を受賞した。その受賞パーティの夜、成長した康平の長男は夜逃げしたままだった実の母親(余貴美子)のもとを訪ねる。帰郷後、長男は母から受け取った離婚届を康平と和子に渡す。こうして二人は、晴れて名実ともに夫婦となった。地元で新たにバナナ園という事業を起こした康平は、ようやく卑弥呼の墓を発見する。そこで見た幻の卑弥呼は、和子にそっくりだった。感激のまま息をひきとる康平。彼の幸福な半生は、周囲の多くのひとびとも幸福へと導くものだった。 魔女の娘は、13歳になると修行の為独立するという古くからの掟があった。キキもそんな女の子の一人で今晩がその旅立ちの日なのだ。翌朝、黒猫ジジと共に港町コリコに着いたキキは大都会に夢中。しかし、誰も相手にしてくれず、早々おちこんでしまうキキだが、偶然お客の忘れ物を届けたことから、パン屋の女主人おソノに気に入られ、その好意で店先を借りて宅急便を開業することになった。張り切るキキだが、不注意で配達中のぬいぐるみを森の中に落としてしまう。そしてそれを拾ってくれたのは絵描きの少女ウルスラだった。こうして何とか初仕事も無事終り、少しずつ町の生活にも慣れていくキキに気のいい少年トンボが飛行クラブのパーティーに招待した。急いで仕事を終わらせ、パーティーに行こうと思うキキだったがそんな時、孫娘に手作りのパイを贈りたいという老婦人の手助けをした為、パーティーに行けなくなってしまい、その上パイの届け先の娘から冷たい態度を受け。そんな中で雨にぬれて風邪をひいてしまったキキを見かねたおソノのはからいで、キキはトンボとデートすることになった。人力飛行機で空を飛ぼうと夢みるトンボの姿にキキの心もほぐれてゆくが、彼の仲間に例のパイの少女を見たキキは、前より増しておちこんでしまい、さらに自分の魔法が弱まっているのに気付く。そんな時ウルスラが訪ねて来た。キキのおちこみようを見た彼女は、キキを自分の家へ誘った。そこでウルスラと語り合い落ち着きを取り戻したキキは、翌朝あの老夫人から連絡があったことを聞きつけ屋敷を訪ねた。老婦人はこの間のお礼にケーキを焼いてくれたのだった。その時、テレビのニュースで飛行船のロープにトンボがぶら下がったまま飛び立ってしまったことを知ったキキは屋敷を飛び出し、掃除夫から借りたデッキブラシに乗って現場へ飛び立った。そして、間一髪でトンボを助けたキキは、人々の歓声の中に降りていったのであった。



まあだだよ 1993年(平成5年) ★★★★ 
満員電車 1957年(昭和32年) ★★ 
監督: 黒澤明. 出演: 松村達雄, 香川京子, 井川比佐志 監督 市川崑 出演 川口浩 笠智衆 杉村春子
あらすじ あらすじ
昭和一八年の春。先生は生徒たちへ、作家活動に専念するため、学校を去ることを告げた。生徒たちは『仰げば尊し』を歌い敬愛する先生を送る。退職後に引っ越した家にも、高山、甘木、桐山、沢村ら門下生たちが遊びにやって来る。といっても皆、中年のいい大人なのだが。ある日、先生の家で還暦の祝宴が開かれた。先生と奥さん、門下生たちの馬鹿鍋を囲みながらの楽しい会話が弾むが、戦時下のこと、空襲で水をさされてしまう。先生の家は空襲で焼けてしまい、知人の厚意で貸してもらった、三畳一間の堀建小屋暮らしを余儀なくされる。先生と奥さんは狭いこの小屋で夏、秋、冬、春……三年半を暮らす。昭和二一年の晩春、門下生たちの画策で第一回『摩阿陀会』が開かれた。元気な先生はなかなか死なない、そこを洒落で死ぬのは『まあだかい?』というわけだ。吉例となっていくビールを飲み乾して先生は『まあだだよ!』と答える。宴会は盛り上がり、混乱の極致である。門下生たちの尽力で新しい家ができた。先生はお礼の申しようもないと感謝し、幸せそうである。猫を抱いた奥さんも嬉しそうだ。ある日、先生もお気に入りの猫、ノラがふいに失踪する。以来先生は哀しみにくれる毎日を過ごす。ノラを捜す周囲の人たちの善意に、先生の胸は感激でいっぱいになった。昭和三七年、晩春。第十七回の『摩阿陀会』。先生の髪は白くなり、門下生たちは子供や孫を同伴しての出席である。先生は小さな子供たちへ言葉を贈る。『みんな、自分が本当に好きなものを見つけて下さい……』。途中で体調をくずした先生は、門下生に付き添われて家へ帰る。布団の中で眠る先生は、なんだか楽しそうな顔をしている。先生は夢を見ているらしい。 茂呂井民雄は平和大学を卒業し駱駝麦酒株式会社に就職した。日本には我々が希望をもって坐れる席は空いてない。訳もなくはりきらなくては、というのが彼の持論。社員講習の日、一の関の高校の教師となって行く同窓の壱岐留奈に逢い二人は軽くキスして別れた。講習が済むと民雄は尼ヶ崎へ赴任した。そこで彼は同僚、更利満から「健康が第一、怠けず休まず働かず」というサラリーマンの原則をきかされる。ある日、故郷の父から母が発狂したと知らせてきた。民雄は平和大学生課に月二千円で母の発狂の原因、治療を研究する学生を依頼した。応募したのは和紙破太郎。彼は民雄の父に会い市の有力者であることを利用して精神病院の設立を約束させる。ある日民雄の許に、県の財政縮小で整理された留奈が訪ねて来、生きるために結婚を迫った。しかし気持はあっても毎月の失費に追われる彼としては断るほかなく彼女はあっさり帰って行く。その後、民雄は膝の痛みでうった注射に苦しみ高熱のため髪が真白になってしまう。そこへ気狂いになった筈の母がきて、狂ったのは父だときかされる。民雄は病院で和紙に会い父を利用した彼を難詰する。そしてチャンスを利用する三段とびの持論をふりまわす和紙はそのゼスチュアの勢いが余ってバスにはねられ、止めようとした民雄は電柱に頭をぶっつけて昏倒。目がさめると髪はもとの黒。看護婦は精神に休養を与えたからだという。しかし尼ヶ崎に帰った彼はクビになっていた。安定所で職を求める彼に小学校の小使の口。そして群衆の中でばったり留奈に逢った彼は嬉しさの余り結婚を申込むが既に彼女は小使と結婚していた。そして--ある小学校での入学式に万国旗をあげる民雄の小使姿があった。



真夏のオリオン 2009年(平成21年) ★★★ 
真夜中のパン屋さん 2013年(平成25年)NHKドラマ ★★★ 
出演:玉木宏  北川景子  堂珍嘉邦  出演:滝沢秀明 桐山照史 土屋太鳳
あらすじ あらすじ
現代。日本軍の潜水艦長だった祖父を持つ倉本いずみ(北川景子)のもとに英文の手紙が届く。それは第二次世界大戦当時、米軍の駆逐艦長だった人物の孫娘からのもので、いずみの祖母、有沢志津子(北川景子・二役)の署名入り楽譜が添えられていた。なぜ、日米が戦争状態にあった時代にこの楽譜が米軍人の手に渡り、60年以上に渡って保存されてきたのか。真実を知ろうと、いずみは祖父を知る唯一の生存者、鈴木(鈴木瑞穂)を訪ねる。鈴木はいずみに64年前の夏、1945年8月の体験を語り始める。第二次世界大戦末期。日本は米海軍の燃料補給路を断つ目的で沖縄南東に潜水艦部隊を配備。作戦に参加するイ-77の艦長、倉本孝行(玉木宏)とイ-81の艦長、有沢義彦(堂珍嘉邦)は海軍兵学校時代からの親友で、倉本と有沢の妹、志津子は互いに想いを寄せる仲だった。出航前、倉本は音大生だった志津子が彼の無事を願って作曲した“真夏のオリオン”の楽譜を受け取る。そこには、“オリオンよ、愛する人を導け”という手書きのメッセージが添えられていた。彼らに立ち向かうのは米軍駆逐艦パーシバル。艦長のマイク・スチュワート(ディビッド・ウィニング)は、日本軍の攻撃で弟を失っており、潜水艦撃沈に執念を燃やしていた。日本側の二重三重の防衛ラインを突破したパーシバルは、有沢のイ-88と対峙。有能な指揮官として知られた有沢だったが、スチュワートの奇策に敗れてしまう。最後の砦は倉本のイ-77。知力と体力の限りを尽くして、一歩も引かずにパーシバルに立ち向かう。だが、時間と共に被害は拡大。酸素残量が1時間となったイ-77は劣勢に立たされる。人間魚雷での攻撃を志願する特攻隊員たちに倉本は、“俺たちは生きるために戦っているんだ”と説き伏せる。やがて最後の攻撃を決意した倉本は、“真夏のオリオン”の楽譜を胸に起死回生の策に挑む。 首都高と国道246号が交わる界隈にあるパン屋「ブランジェリークレバヤシ」はパン職人(ブランチェ)の暮林陽介(滝沢秀明)がオーナーを務め午後23時から午前29時(明け方5時)までの真夜中の6時間だけ開店している。 陽介と一緒に働くのは、同じパン職人の柳弘基(桐山照史)。弘基は陽介のことを「クレさん」と呼んでおり、一方、陽介にとって弘基は「パン職人の師匠」、パン作りの技術を教えてもらっている。なお、以前、陽介は海外でサラリーマンとして働いていた過去がある。  ある日、陽介が酔っ払ったサラリーマン、松川幸夫(つまみ枝豆)、高橋祐二(中嶋ベン)、池沢誠(深沢敦)たちの接客をしていると、一人の女子高生が来店してくる。彼女は篠崎希実(土屋太鳳)と名乗り、陽介の妻・暮林美和子(伊藤歩)の腹違いの妹だという。「美和子に会わせてほしい」と言う希実だが、美和子は半年前に交通事故で他界しており、陽介がその事実を告げると希実はショックを受ける。  希実は「母が家出して生活に困っている」という。陽介は希実の言うことをひとまず信じ、希実を店の住居スペースに入れることにした。
「ブランジェリークレバヤシ」で暮らすことになった希実だが、新学期が始まった高校でも中学のときから続くイジメを受けていた…



真夜中まで  1999年(平成11年)★★ 
 間宮兄弟  2006年(平成18年) ★★★ 
出演: 真田広之 ミシェル・リー 岸部一徳 出演 :佐々木蔵之介 塚地武雅 常盤貴子  沢尻えりか 
あらすじ あらすじ
ジャズ・マンの守山にとって、その夜は特別なものだった。実は、深夜12時のステージに、ジャズ界の超大物・G.P.サリヴァンがやって来るからだ。サリヴァンに見初められれば、ニューヨーク進出も夢ではない。1回目のステージを終え、新曲の練習の為に屋上に出た守山。ところが、彼はホステスに運び屋をさせているナイトクラブのオーナー・田崎と汚職刑事・南部の癒着を知ったナイトクラブの会計士で恋人の佐久間が殺される現場を目撃し、南部たちに追われるハメになった外国人女性・リンダに助けを求められ逃亡を手伝うハメに。しかも、不法滞在者で警察に駆け込むことの出来ないリンダは、佐久間が残した癒着の証拠を一緒に探して欲しいと守山に懇願した。ステージまで2時間。守山は、南部たちや田崎の手下、そして佐久間殺しを捜査する警察に追われながら、夜の街を東奔西走する。やがて、佐久間の残した証拠が佐久間の殺害現場を収録したヴィデオテープだと知ったふたりは、田崎の手下に化けて潜入捜査をしていた公安刑事・戸塚の助けでテープを確保、南部と大場も逮捕される。だがその時、時計の針はてっぺんを回っていた。急ぎライヴハウスへ戻る守山だったが、既にサリヴァンは帰った後。しかし、「チャンスはまた来るさ」と守山はステージを務める。一方その頃、リンダは事情聴取の為、警察の車に揺られていた……。 ベストセラー作家・江國香織の同名小説を「家族ゲーム」「阿修羅のごとく」の森田芳光監督が映画化したほのぼの人情コメディ。いい歳して仲良く一緒に暮らしている兄弟の平凡だけどささやかな幸せに満ちた日常が温かな眼差しで淡々と綴られてゆく。主演はTVドラマ「離婚弁護士」の佐々木蔵之介とお笑いコンビ“ドランクドラゴン”の塚地武雅。
 東京の下町のとあるマンション。30代の現在も仲良く同居を続ける間宮兄弟。兄・明信はビール会社の商品開発研究員。弟・徹信は小学校の校務員。そんな2人は、大好きなベイスターズの試合をスコアをつけながら熱心にテレビ観戦したり、山盛りのポップコーン片手にビデオ鑑賞したり、あるいは紙飛行機を飛ばしたりと、しょっちゅう一緒に行動しては楽しく何不自由ない毎日を送っていた。それでもやはり恋人は欲しいもの。そこで2人はカレーパーティを企画、弟は同じ小学校の葛原依子先生を、兄は行きつけのビデオ店でバイトする女子大生・本間直美をそれぞれ招待することに成功するのだが…。



マッサン 2014年(平成26年)NHKドラマ ★★★★★ 
  マエストロ 2015年(平成27年)★★★ 
出演:玉山鉄二  シャーロット・ケイト・フォックス 出演 :松坂桃李   miwa  西田敏行  
あらすじ あらすじ
第一回
大正9年5月。本場のウイスキーづくりを学ぶため、単身スコットランドに渡った亀山政春(玉山鉄二)は二年ぶりの日本へと向かう船上にいた。その傍らには外国人の妻・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れて。結婚の報告に政春の故郷である広島・竹原へと向かう二人。エリーは政春の両親に会い、祝福されることを楽しみにしていた。しかし、政春の実家である日本酒の造り酒屋・亀山酒造へ着くと思いもよらない展開がエリーを待っていた。政春の母・早苗(泉ピン子)は、二人の結婚を祝うどころか、政春のウイスキーづくりも許してはいなかったのだ。実は、政春は早苗に結婚を反対されていることをこれまでエリーに隠していたのだった。喜んで迎えてくれると期待に胸を膨らませていたエリーはひどく落胆する。エリーもまたスコットランドの家族に反対され、結婚を認められないまま日本へやってきたのだった。政春の父・政志(前田吟)にも許しを請うが、ウイスキーづくりを命がけでやる覚悟はあるのかと厳しく問いかけられ言葉に詰まる政春。何とか結婚を認めてもらおうと親戚一同が集まる亀山家の法事に参加する政春とエリーであったが・・・。
最終回
1949年(昭和24年)、お酒が自由販売になって半年、ドウカの三級ウイスキー「余市の唄」は安くてうまいと大評判、マッサン(玉山鉄二)は余市の功労者としてラジオに呼ばれるまでに。そんななか、俊夫(八嶋智人)は広島に帰り政志(前田吟)の酒蔵を守りたいと打ち明けるが、熊虎(風間杜夫)は大反対。しかし、ハナ(小池栄子)に親子の縁を切ってもいいと言われ渋々認めるのだった。そして旅立ちの日、旅姿で現れた熊虎は、会津の町を案内すると言って俊夫たちと旅立つ。12年がたち、本格ウイスキー「スーパードウカ」も大ヒット。悟(泉澤祐希)はマッサンの養子となり、後継者としてブレンド作業に取り組んでいた。一方、エリー(シャーロット)は息子夫婦とかわいい孫に囲まれ幸せな生活の日々。そんななか、エマ(木南晴夏)がロンドンから帰国。その傍らには恋人のマイク(中島トニー)がいた。人生の岐路にいるというマイクに二人は「挑戦」と「冒険」を続けてきたこれまでの話をする。そんななか、エリーの体に異変が。そして、エリーは英語でマッサンに向けた手紙を書き始める。それは、エリーからマッサンに向けた最後のラブレターであった・・・。
ヴァイオリニストでコンサートマスターの香坂(松坂桃李)のもとに、不況で解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。しかし練習場は廃工場、集まってきたのは再就職先も決まらない“負け組”楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)だけだった。久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えず、不安が募る香坂。そこに謎の指揮者・天道(西田敏行)がやって来る。彼は再結成を企画した張本人だが経歴も素性も不明、下ネタを連発し、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。そんな自分勝手な進め方に楽団員たちは反発するが、次第に天道が導く音の深さに全員が引き込まれてしまう。やがて楽団員たちは、その破天荒な指揮に導かれ、それぞれが抱えていた心の傷と挫折から自信を取り戻していく。だが香坂だけは天道の隠された過去を知り、さらに反発を強めていくのだった。そして迎えた復活コンサート当日。意気揚々と演奏に臨むオーケストラのメンバーたちは、天道が仕掛けた本当の秘密を知ることになる……。



マザーウォーター 2010年(平成22年) ★★★    万引き家族 2013年★★★ 71回カンヌ国際映画祭パルムドール賞
出演:小林聡美   小泉今日子   加瀬亮   市川実日子    出演 : リリー・フランキー 安藤サクラ  松岡茉優  池松壮亮
あらすじ あらすじ
街の中を流れる大きな川、そしてそこにつながるいくつもの小さな川や湧き水。そんな確かな水系を持つ、日本の古都、京都に三人の女たちが暮らし始める。ウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ(小林聡美)、疎水沿いにコーヒーやを開くタカコ(小泉今日子)、そして、水の中から湧き出たような豆腐を作るハツミ(市川実日子)。芯で水を感じる三人の女たちに反応するように、そこに住む人たちのなかにも新しい水が流れ始める。家具工房で働くヤマノハ(加瀬亮)、銭湯の主人オトメ(光石研)、オトメの銭湯を手伝うジン(永山絢斗)、そして“散歩する人”マコト(もたいまさこ)。そんな彼らの真ん中にはいつも機嫌のいい子ども、ポプラがいた。ドコにいて、ダレといて、ナニをするのか、そして私たちはドコに行くのか……。今一番だいじなことはナンなのか、そんな人の思いが静かに強く、今、京都の川から流れ始める……。 父の治と息子の祥太はスーパーで万引きをした帰り、母親に部屋から閉め出された小さな女の子を見つけ、家に連れて帰る。その晩、両親の元に帰そうと向かうが、罵り合う声を聞き、連れ帰るはめに。やがて、5歳の女の子が失踪したとニュースになるが、女の子は治らと暮らすことを決意する。一家は万引きを繰り返すものの、祥太は自らの行いに疑問を抱くようになる



マー姉ちゃん 1979年(昭和54年) NHK朝連ドラマ ★★★★  まれ 2015年(平成27年) NHK朝連ドラマ ★★★ 
出演:熊谷真実 田中裕子 藤田弓子 田中健    出演 : 土屋太鳳  大泉洋  常盤貴子  山﨑賢人
あらすじ あらすじ

原作は漫画家長谷川町子自伝エッセイ漫画サザエさんうちあけ話』で、主人公マリ子は、長谷川町子の姉・毬子である。サザエさん誕生までの歩みと、そのこぼれ話を中心に熊谷真実の主演で描いた(なお、マリ子役の熊谷真実は、妹のマチ子役の田中裕子より年下である)。1979年の平均視聴率は42.8%、最高視聴率は49.9% (関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全156回。放送が終了してからも年に一度~数度、出演者・スタッフによる「マー姉ちゃんの会」と称する同窓会が開かれている。本作以降の歴代連続テレビ小説は、通常放送回、総集編とも全ての映像を全話NHKが保存しており、埼玉県川口市にあるNHKアーカイブスでは作品の一部が一般でも視聴することができる。本作には主演の熊谷のほか、過去の朝ドラヒロイン経験者の藤田弓子も出演した。田中裕子は後に「おしん」でヒロインを務めている。

能登地方に家族と移住し育ったヒロイン津村希(つむら まれ)がパティシエを目指して成長してゆく物語。脚本は篠﨑絵里子が執筆するオリジナル作品で、石川県輪島市に存在すると設定された架空の地域である外浦村(そとら むら)と神奈川県横浜市を舞台に繰り広げられる。
2014年(平成26年)4月24日にNHK放送センターで行われた制作発表では[5]、「ドラマを通してパティシエという職業に重ね合わせ人々に喜びを与えることを念頭に制作に取り組む」と制作統括の高橋練が表明した。
なおパティシエはフランス語で菓子製造人を意味する男性名詞であり、女性名詞ではパティシエールとなるが、本作ではわかりやすさを配慮してパティシエに統一された。
脚本の篠崎絵里子によれば、大まかなストーリー構想として、最初の打ち合わせでプロデューサーから、篠崎が2008年に出版した、経験を元にして夜逃げ家族の姿を描いた小説『転がるマルモ』のような話にしてみないかと持ちかけられたという。
主役となる津村希役オーディションには2,020人が応募し、同年7月31日に『花子とアン』出演中だった土屋太鳳に決定と発表された。土屋の朝ドラ出演は2011年の『おひさま』2014年の『花子とアン』に次ぐ3作目。また本作のヒロインは活発なイメージを持つキャラクターとされたことから、役作りのためにロングヘアを40cmカットした。
2014年10月7日 - 同月29日までの輪島市及び隣接する珠洲市での第1次ロケでクランクイン。2015年8月20日にNHK放送センターでの収録でクランクアップ。
『週刊ポスト』2018年合併号の「ポスト読者300人が選ぶ朝ドラヒロイン」アンケート結果で土屋が5位にランクインした。
この作品には過去の朝ドラヒロイン経験者が3人(田中裕子、藤吉久美子、藤田朋子)出演した。他に見合い写真のみでの出演ではあるが、比嘉愛未も登場している。本作以降、ヒロイン経験者が再出演することが増えている。



まんぷく 2018年(平成30年) NHK朝連ドラマ ★★★  Mother 2020年(令和元年) ★ 
出演:  安藤サクラ  長谷川博己  内田有紀  松下奈緒  出演 : 長澤まさみ、阿部サダヲ、奥平大兼、夏帆
あらすじ あらすじ

2017年11月14日に制作発表が行われ、インスタントラーメンを生み出した日清食品(現在の法人格としては日清食品ホールディングス)創業者の安藤百福とその妻・仁子(まさこ)の半生をモデルに、懸命に生き抜いた夫婦の物語を描く。また、主人公・仁子に関した公開資料はほぼなかったため、このドラマのために初めて親族や友人などにインタビューし生前の手帳や日記を元に資料が作成され、登場人物や団体名を変えてフィクションとした。 ヒロイン選定はオーディションではなく、安藤サクラが選ばれたことが2018年1月31日に発表された。安藤は2017年6月に長女を出産したばかりで、育児への専念を考えていた中で同年10月初旬にオファーを受け、育児との両立で悩み、当初は断ることも考えた[4]。しかし、女優として朝ドラヒロインは憧れであり、オーディションも思いだせないほどの数を受けてきたこともあり、夫(柄本佑)側も含め芸能一家である家族の強い勧めや、NHKが育児へのサポートを約束したことから11月に受諾し、連続テレビ小説史上初の「ママさんヒロイン」と発表された[3]。安藤の連続テレビ小説出演は、後に義弟となる柄本時生と夫婦役で共演した2011年上期の『おひさま』に続いて2度目。 制作にあたり、育児サポートのため、通常は9時から23時ごろまで行う撮影を19時で切り上げるために、クランクインの時期を5月の大型連休時期に繰り上げたり、大阪局内に託児スペースを作ったりするなどの対応がされた。

男にだらしなく自堕落な生活を送るシングルマザーの秋子(長澤まさみ)は、息子の周平に異常に執着する。秋子以外に頼れる存在がいない周平は、母親に翻弄(ほんろう)されながらもその要求に応えようともがくが、身内からも絶縁された母子は社会から孤立していく。やがて、17歳に成長した周平(奥平大兼)は凄惨(せいさん)な事件を引き起こしてしまう。



 舞子はレディ 2014年(平成26年) ★★★★   真夜中の5分前 2014年(平成26年) ★★★★ 
出演:上白石萌音 長谷川博己 富司純子(藤純子)  出演 : 三浦春馬 リウ・シーシー ジョセフ・チャン
あらすじ あらすじ

舞台は京都。歴史の古い小さな花街(かがい)・下八軒(しもはちけん)は、舞妓がたった一人しかいないという、大きな悩みを抱えていた。そこへ、津軽弁と鹿児島弁のバイリンガルという、おかしな方言を話す女の子が「舞妓になりたい」とやってきた。全国の方言を操るヘンな大学教授の計らいで、お茶屋の仕込みさん(住み込みの見習い)になった彼女は、コワーイ師匠や先輩たちに囲まれ戸惑いながらも、舞妓になるために大奮闘!

時計修理工の青年リョウは、知りあったばかりの美女ルオランから、彼女の双子の妹ルーメイへの婚約祝いのプレゼント選びを手伝って欲しいと頼まれる。魅力的なルオランにひかれるリョウだったが、ルオランはルーメイの婚約者ティエルンを愛しており、大切な妹への嫉妬心に悩んでいた。リョウはそんなルオランの気持ちを優しく受けとめることで少しずつ彼女との距離を縮めていくが、ルオランとルーメイが旅先で事故に遭ってしまう。



 孫のナマエ/鴎外パッパの.. 年(年) ★★★★   舞い上がれ  2022年(令和4年) NHK連続テレビ小説 ★★★★ 
出演: 伊武雅刀 川口覚 黒島結菜 出演 : 
あらすじ あらすじ

文豪・森鴎外の孫の命名をめぐる騒動を、ドキュメンタリーと再現ドラマで描く。鴎外(伊武雅刀)は、自身の本名・林太郎が海外でうまく通じなかった経験から、子供たちに国際的な名前を付け、孫にも同様に命名しようとしていた。溺愛する長女・茉莉(黒島結菜)が出産する際提案したのは、凡人の理解を超える風変わりな名前だった。

ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。舞は、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(だこ)」に魅入られます。あんな風に空高く飛びたい。空へのあこがれは、ふくらんでいきます。舞の夢は、みんなの夢をのせた新しい翼となって大空へ飛び立つ!



  年(年) ★★★★   年(年) ★ 
出演: 出演 : 
あらすじ あらすじ

舞台

舞台



  年(年) ★★★★  年(年) ★ 
出演: 出演 : 
あらすじ あらすじ

舞台

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  年(平成年) ★★★★   年(年) ★ 
出演: 出演 : 
あらすじ あらすじ

舞台

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